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店主が日本中を旅して目利きしたご当地のうまいものが並ぶお店です。店内に並ぶのは、昔ながらの製法で作られる無添加調味料や、その土地ならではの美味逸品、子供にも安心して食べさせられるおいしいお菓子などなど。ぜひ宝探しする気持ちでいらしてくださいね。
2019-02-01

【新発売】ガネッシュ×きしな屋 オリジナル紅茶

いつもきしな屋ブログを読んでくださっている皆さま、ありがとうございます。

突然ですが、す、す、すごい紅茶が入ってきたんです!
そのことを全力でお伝えすべく、少々前のめりになりながらPCを打っております。

どのくらいすごいかと言うと、カフェに入って頼むものといえばコーヒー、朝はコーヒーを飲まないと起きた気がしなかった私が、ここのところめっきり紅茶党になっております。
「紅茶ってこんなにおいしいものだったんだ!」と心から感動した紅茶なのです。

さかのぼること3年くらい前かな、
きしな屋のバイヤーが出張から戻ってきた時、持って帰ってきたものの中に赤い缶の紅茶がありました。
これが、私とガネッシュさん(紅茶のメーカーさん)との最初の出会いでした。

詳しくは聞かなかったけれど(いや、聞いたかもしれないけど)
どうやらものすごくおいしい紅茶を買ったらしい。

紅茶ってよくわからないなぁ。
あんまり飲んだこともないし、そんなに興味ないなぁ。
コーヒーのほうが好きやわ。

バイヤーの話を聞いた時の私の正直な感想。
自分の興味のないものは、どんなにすすめられてもスルーしてしまう
割と保守的でガンコな女です私。

で、どんなにすすめられても結局飲みませんでした。
最初の出会いと書きましたが、出会いというか、すれ違い!

紅茶の缶はというと大阪せんば店に渡り、休憩時間にバイヤーとスタッフが飲んでいたみたい。
バイヤーは茶飲みで、自分でまめに急須でお茶を淹れたりするのが好きで、
時間に余裕があるときは店でお茶を淹れて飲んでいるそうです。

そんな茶飲みのバイヤーが「あの紅茶、めっちゃうまいで。」と申しておりました。
そういえば、なんの予備知識もなくその紅茶を飲んだスタッフの一人も
「店長!あの紅茶めっちゃおいしかったです。」と感動していました。

せんば店にはそんなに頻度行っていなかった私、
その紅茶の存在はいつの間にか記憶から抹殺されておりました・・・

 

そして、ここからはつい最近のはなし。
沖縄出張から帰ってきたバイヤー、こう言いました。
「すごい人に出会った!」
話を聞くと、沖縄であの赤い缶の紅茶屋さんと引き合わせてもらったそうだ。

バイヤーのテンションの高さからいろいろと察した私、
話を聞けばきくほどすごい人だった。
そして、お会いした時に淹れてもらった紅茶が今まで飲んだことないレベルでおいしかったそう。
そんな人とお会いできてほんと運がいいよね、みたいなことを言った記憶があるのですが、
正直まだこの時点でも、私は紅茶に全然興味ありませんでした。

そんなにおいしいならちょっと飲んでみたい気もするけど、でも私はコーヒーが好きだわ~
バイヤーと私のテンションの差(笑)

そんなやりとりがあって、しばらくたった頃、
何とその紅茶屋さんがきしな屋に来て私たちスタッフ全員に紅茶の講習をしてくれることになった、ということをバイヤーから聞いた。

え?
わざわざ来てくれるの?はるばる大阪まで?
えぇぇ~!

この段になって少々焦りはじめた私。

わたし、あんまり紅茶には興味ないけど、ちょっとは勉強しておいたほうがいいかな。
勉強といっても何を・・高い紅茶買って飲んでみるとか?
紅茶屋さんのことを調べてみるとか・・

一瞬いろんなことが頭を駆け巡ったものの、
先入観なしのこのまんまで講習受けさしてもらお、それでも興味を持てなかったらそれはしゃーないな、
という結論に。

結局私は何の下調べもなくコーヒー党のまんまで講習を受けさせてもらったのでした。

 

そしてついに講習が始まった・・・

どんな人なんだろうか、と私もスタッフも緊張していたのですが、
紅茶屋さんの先生はすごく気さくで面白い方でした。
一同ひとまず安心。

机の真ん中にカセットコンロを設置して、
スタッフに家からもってきてもらった雪平鍋を設置。
(ちょうどいいサイズのミルクパンなるものがなかったのです。)

水と茶葉を鍋に入れてぐっつぐつ煮込む。
ぶくぶくと泡立つ鍋の中。

茶葉ってこんなにぐつぐつやってもいいんだろうか。
な、何だか苦くなりそう。

でも鍋の中からは、今までかいだことのないような良い香りが・・・
これが紅茶の香りなんだなぁ。
そして、その中に牛乳を入れて温まったらミルクティーの完成。

紅茶の淹れ方を細かく教えてもらうのかと思いきや、
「いい紅茶はどうやって淹れてもおいしくなりますから」と全く話を止めることなく、
時間をはかることもなくサラっとミルクティーを作ってくださった先生。

さぁ、いよいよミルクティーのお味見だ。

その前に言っておくと私、牛乳があまり好きではありません。
牛乳を飲んだあとの口の中のあのまとわりつくような感じが嫌なんです。
なので、雪平鍋に牛乳を入れる時、少々恨めしそうな顔をして見ていたかもしれません。

み、み、ミルクティーか・・・。
自分では絶対選ばない選択肢だな。
でも、カップに注がれたミルクティーからはものすごくいい香りがしています。

猫舌なので、あっつあつのミルクティーをかなりフーフーした後にゴクリ飲んだ一口。
頭がガーンってなるくらい、ちょっと衝撃的においしかったのです。
間違いなく今まで飲んだことないおいしさでした。

何だろう、例えるなら、水。
喉が渇いているときに飲む水、ものっすごくおいしいですよね。
体にすーっと抵抗なくしみこんでいくようなあの感じが近いです。

まず、あんなに煮たのに茶葉の苦み渋みが全然ありません。
牛乳の乳脂肪のまとわりつくような嫌な感じもありません。
何だったら、ちょっとさわやか。
さらっと水のように軽やかで、それでいてお茶とは思えない良い香りがふわっと鼻にぬけていきます。

なんだこれはー!
思ってたんとぜんっぜん違う!

水みたいにおいしいって言うと、なんか変な言い方ですが、
1杯飲んで、またすぐにもう1杯飲みたいな、と思わせるこのおいしさは一体何なんやろう。

これが私とガネッシュの紅茶の衝撃的すぎる出会いでした。

この後、ストレートティも飲みました。
ポットの中で1時間も置いていたのに、全く苦くない!
「古い茶葉は苦くなる。新しい茶葉はずっと置いていても苦くならないんです。」と仰ってましたが、
本当にそうでした。

そしてさらに、講習も終盤、先生がもう一杯ミルクティーを淹れてくれました。
茶葉をお鍋に入れるときに、薄ピンク色のひらひらしたものが一緒に入っている!
有機栽培のバラの花びら(ローズペタル)だそうです。

なんとなんときしな屋のために特別に作っていただいたローズペタルとスパイス入りの紅茶。
その名も「きしな屋の紅茶」
バラの花びらのなんともいい香りがします。

最初に飲んだミルクティーで、かなりガーンとなってた私の頭、
このローズペタル入りのミルクティーを飲んでさらに追い打ちがかかりました。

これは・・・・もう・・・ちょっとヤバイおいしさです。

他に言葉が見つからず、みんなでヤバイねと言いながら飲みました(笑)

こうして大のコーヒー党だった私は、すっかり紅茶好きになりました。
はるばる大阪まで来てくださったガネッシュさん、本当にありがとうございました。

紅茶がとてもおいしいということの他に
自分が自分で思っているよりもガンコ者だということ。
あと、人がオススメするものは試しておいたほうがいいということ、を学んだ・・・(笑)
食わず嫌いは損ですね。

「アッサム・フラワーティー」「ダージリン・リーフティー」「きしな屋の紅茶」は、
2/1よりきしな屋各店舗で販売開始いたします。

紅茶好きも、コーヒー派もぜひ一度お試しいただきたい。

今まで知らなかった紅茶の味わいを教えてくれる、おいしい紅茶です。

店長キョウコ

 

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