【量り売り】むらげの醤・なたね油 はじめました
きしな屋枚方本店、大阪せんば店では醤油やなたね油などの基礎調味料の量り売りをしています。
なぜ量り売りをしているかというと・・。
きしな屋で扱っている調味料はスーパーで売っているものよりは少々高い。
これは作り方や仕込みに費やす時間、使っている材料を考えれば納得の価格なのですが、とはいえ、何とか少しでも買いやすい価格にできないものか。買いやすい価格であれば、もっと使いたい人が増えるだろう。使えば味の差が歴然とあることに気づき、昔ながらの調味料の良さを見直す人が増えるだろう。
かといって、単に値引きして売るのは商品の価値を下げることになるのでやりたくない。じゃ?どうするの?と考えた時にはたと思い至ったのが、調味料を使い終わるごとに捨てているあの立派なビン。毎回毎回ゴミに出しているけれど、このビンって結構コストかかってるんじゃなかろうか・・・。
使い終わった空きビンを持ってきてもらって、そこに詰め替えられればビン代の分お安くできるはず!ゴミも減って一石二鳥だ!
ということできしな屋では3年前から再仕込み醤油「鶴醤」(つるびしお)の量り売りをしていました。最近ではビンを持ってきてくれる常連さんも増え、量り売りはだいぶ定着したように思います。
そして、今回新しく量り売りのラインナップに加わったのが、濃口醤油「むらげの醤」(むらげのひしお)と、国産一番搾りなたね油、白米原酢です。※白米原酢は大阪せんば店のみの取り扱い
むらげの醤は、木桶仕込みの濃口醤油です。お刺身もおいしく食べられますが、煮炊き物などのお料理にも使いやすい淡めの色付きが特徴のお醤油です。煮物やお吸い物の味をビシッと決めてくれますよ。
↓島根の森田醤油さんでの仕込み風景です。(左)麹作り、(右)櫂入れ
国産一番しぼり菜種油は、お客様からのご要望にお応えして今回量り売りを入れました。以前からずっと扱っていたカホクの国産一番搾り菜種油「菜の花畑」です。きれいな黄金色は、溶媒などを使用せずに圧搾法にて搾ったなたね油を和紙でこしただけのもの。普段の炒め油としてお使いください。ちょっと贅沢ですが、天ぷらも格別です。
お店には量り売り用のビンも大中小と3種類ご用意していますので、ぜひ一度お試しください。
良い調味料には底力があります。いつものお料理がもっと楽しくなりますよ。
店長キョウコ