おひつごはんがおいしい理由
おひつ・・・・
炊きあがったご飯を移して入れておくための道具です。
「昔、家で使ってたわ～。懐かしい！」というのは、60代より上の世代の方ですね。
私もおひつを使っていますが、子供のころ家にはありませんでした。
使い始めてみると、こんなにご飯をおいしく食べられる道具は他にはないだろうと思います。
土鍋でも炊飯器でも炊き立てのご飯はおいしいですね。でも炊きあがってしばらくたつとべちゃっとしてきます。土鍋も炊飯器もご飯から出た湯気を吸収しないので、容器全体に湯気がまわってご飯のまわりにつくのでべちゃっとしてしまう。
これは容器の特性上、仕方のないことです。
おひつは白木でできています。表面に塗装を施されていない白木には水分の調節機能があります。炊きあがったほかほかのごはんを入れると、余分な水分を吸収するのでご飯の粒は立ったまま。
うちでは炊きあがったらすぐにおひつに移してしばらく置いてから食べています。
中に入れたご飯が冷えて乾燥してくると、今度は木が吸った水分はご飯に移っていきます。なので、夜炊いたご飯を次の日の朝に食べてもパサつきがなくおいしいんですね。
おひつを使い始めて、一番びっくりしたのは炊いた翌日のご飯がすごくおいしいということでした。
我が家は炊き立てのご飯を小分けにして冷凍していたこともありましたが、冷凍ご飯よりもおひつに入れた翌日のご飯のほうがおいしかったので、冷凍ご飯はやめてしまいました。
とびっきりご飯をおいしく食べられる便利な道具 おひつですが
「使ってみたいけど手入れが・・・」「管理が難しそう・・」と二の足を踏んでいる方には、そっと背中を押してくれるワークショップのご案内です。
「自分で木桶を組んでみよう～美味しいおひつのはなし～」
＠きしな屋大阪せんば店
おひつの側面の板（側板）を自分で組んでみる、という前代未聞のワークショップです。木桶の構造が理解できるので、おひつやすし桶などの木桶製品の手入れの仕方がおのずと身に付きます。
側板を組み上げる作業はなかなか難しいものですが、木桶職人の宮﨑さんがていねいに教えてくれるので心配ありません。
組み上がった側板はそのままお持ち帰りいただいてもよし。おひつに加工すれば、世界でただひとつ、あなただけのおひつに仕上がります。
※おひつへの加工には別途料金がかかります。
ワークショップの詳細は下記をご覧ください。
木桶との末長いお付き合いをお手伝いになれば幸いです。
五島列島の日本一若い桶職人「桶光」(おけみつ)の宮﨑
【内容】
ご自身の手で木桶の側面の板「側板」(がわいた)を円形
初心者にはなかなか難しい作業ですが、宮﨑氏が桶のしく
材は吉野杉です。
サイズは直径7寸（21ｃｍ）
組みあがった側板は、記念にお持ち帰りいただきます。
ご自宅で分解して、再度組みなおして楽しむのもいいです
自分で組むことで木桶の構造がよくわかりますよ。
※ご希望があれば、おひつや湯桶に加工してお渡しするこ
おひつやすし桶、味噌桶などの木桶製品をお使いの方は
木桶の手入れの仕方、扱い方が身につきますよ。
【開催日時・費用・お申し込み方法・期限】
・開催場所：きしな屋大阪せんば店
〒541-0058 大阪市中央区南久宝寺1丁目9-
(地下鉄「堺筋本町駅」7番出口から南に徒歩3分、日本
・開催日時：下記の日程の中からお選びください。
4/13（金)
①10:30～12:00
②14:00～15:30
③17:00～18:30
4/14（土）
④10:30～12:00
⑤14:00～15:30
⑥17:00～18:30
4/15（日）
⑦10:30～12:00
⑧14:00～15:30
⑨17:00～18:30
・費用：3000円（税抜） 当日いただきます。
・お申し込み方法と期限
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きしな屋お問い合わせフォームよりお願いいたします。
①お名前（フルネーム）
②お電話番号
③ご希望の日時
④人数
をお知らせください。
※材の準備が必要になりますので、キャンセルはご容赦く
※万が一キャンセルされる場合は、２日前までの場合はキ
前日、当日のキャンセルはキャンセル料として受講料の
木桶の構造がわかれば手入れのコツが身に付きますよ。
みなさまの木桶製品との末長いお付き合いのお手伝いになれば幸いです。
店長キョウコ
